開催期間:2022年9月28-29日(9:00~16:00)
形式:オンライン(Zoom)
ライフストーリーワークとは、施設や里親宅に暮らす子どもが信頼できる大人と一緒に、自身のこれまでの生い立ちを振り返ることで、自身の人生の物語を作ることができ、不安だったり疑問だったりしたことが、すとんと子どもの心に落ち、今の生活に納得でき、未来の人生を考えることができるようになるための手法です。広義には、日常生活の中におけるライフストーリー的視点からの関わりや、ライフストーリーブックを使ったワーク、治療的なワークまで幅広い実践を指します。
初級(ベーシック)講座では事例をみんなで考えながらライフストーリーワークの知識や理念、大切にしていることを学びとしており、本講座の中級(インターミディエイト)ではそこから一歩踏み出して、どのようにセッションを進めるのか、どうやって子どもと話し合うのかを、具体的にイメージできるようにしていくことを目的としています。
また、模擬事例を通して、どうセッションを組み立てるのか、そして日常生活との連携をどう進めていくのかも合わせて学んでいただきます。
本講座2日間で実際に10回程度のセッションを計画していただき、さらにどういう実施体制を整えるのか、協働していくのかも検討し、実践に活かせるライフストーリーワークの学びを深めていただく講座です。
第2回目となる、ライフストーリーワーク・インターミディエイト(中級)は、2020年度の1月に第1回目をオンラインで開催した依頼の講座となりました。
全国の都道府県(栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、新潟、山口、高知、福岡、長崎、熊本、沖縄)の12都県より計18名の方がご参加されました。