開催日時：2022年10月3日（月）9:30～16:00
形式：オンライン（Zoom）
フォスタリングチェンジ・ジャパンは、フォスタリングチェンジ・プログラム（FCP）ファシリテーターのスキルの向上とクオリティの維持を目的とし、定期的にフォローアップ・ミーティングを開催しております。
2022年度2回目となる今回のフォローアップ・ミーティングには、第1回養成講座受講から第12回養成講座を受けられたファシリテーターの中から、6名のファシリテーターが参加された、4都道府県（栃木、広島、新潟、富山、三重、京都）より、4機関から報告が行われました。
今回の内容としては、里親の参加者を確保するにあたり最少参加人数について議論された。ここ２年半は、コロナ渦の中での開催となっており、募集には苦戦する機関がこれまでにもあったが、今回参加人数が４名での開催を実行した機関でのデメリットとメリットを取り上げ、経験を踏まえて多くの意見が上がった。特に、開催中に起こるや無負えない欠席に対する、ファシリテーターのフォローとサポートがいかに今後のチーム全体に影響を与えるものであるか、また様々な工夫と対応力が大切だとした。さらに、なにより里親さんが正しく理解をし実践できているかが重要であるとし、再認識できた様子だった。
参加者からの感想
●お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。フォスタリング機関は里親委託の方向を見ているが、他の施設は現在施設で生活をしている子どもを見ているため、里親委託へ向けての温度差が大きい。国として委託は進んでいるが、県によっても違うため、どう埋めていくのかが課題。
●実践していく中で難しい点もいろいろと起こってくることがあると思うが、そのためにプログラムを変えるのではなく、何が大切なのか、どんな方法がとれるのか、ということを考えていくことが大切だと思った。またいろいろな方に相談もしながら、毎年実施できるように取り組んでいきたい。
ありがとうございました。
●参加人数は少なかったが深い話が聞けた
●他機関の動きを直に確認できたこと。FCP以外のことであるが社会的養育の動きについてお話を聴くことができたこと。ZOOｍではあっても、仲間の存在を感じ取ることが出来た事。
次回の開催は、2023年１月末に予定
