みなさんはどのような時、担当のお子さんと「ライフストーリーワーク」を実践しようと思いますか?
「ライフストーリーワーク」の実践を難しく思う必要はありません。日々の生活や面接場面、さらには里親家庭で行うライフストーリーワークもあれば、特別な場所や時間を取って子どもとじっくり生い立ちを振り返るライフストーリーワーク(セッション型)など、子どものニーズに応じて様々なものを「ライフストーリーワーク」とよびます。
今回の研修は、「ライフストーリーワーク」を基礎から学び、ライフストーリーワークの視点で日々の実践を捉えなおすきっかけとなったり、セッションの持ち方を想像できるように工夫されています。また、明日から「ライフストーリーワーク」を実践するための「アイデア」をたくさん持ちかえっていただけるような内容になっています。
ライフストーリーワークとは
ライフストーリーワークとは、施設や里親宅に暮らす子どもが信頼できる大人と一緒に、自身のこれまでの生い立ちを振り返ることで、自身の人生の物語を作ることができ、不安だったり疑問だったりしたことが、すとんと子どもの心に落ち、今の生活に納得でき、未来の人生を考えることができるようになるための手法です。広義には、日常生活の中におけるライフストーリー的視点からの関わりや、ライフストーリーブックを使ったワーク、治療的なワークまで幅広い実践を指します。
開催日程&詳細
ライフストーリーワーク体験セミナー
ライフストーリーワークとは何か?の基礎を知り、その可能性を体験できる講座です。
日程:2023年6月5日(月)
時間:9:30~16:30(9時15分受付開始)
講師:才村眞理(元帝塚山大学教授)・徳永祥子(立命館大学准教授)
場所:ZOOMでのオンライン開催(URLは申し込みいただいた方にご連絡します)
定員:30名 ※定員達し次第応募締切(定員に満たない場合には開催されないことがあります)
参加費:18,000円
対象:社会的養護に関わる人、または関わる予定の人(例、乳児院・児童養護施設等社会的養護施設の職員、児童相談所職員、里親支援を行う者など)
<講師紹介>
・才村眞理(元帝塚山大学教授):大阪女子大学社会福祉学科卒業。佛教大学大学院社会学修士(社会福祉学専攻)。大阪府児童相談所(児童福祉司)、知的障害児入所施設(主査)、帝塚山大学心理福祉学部(教授)の勤務経験。大阪ライフストーリー研究会主宰。精子・卵子の提供により生まれた人のためのライフストーリーワーク研究会主宰。
・徳永祥子(立命館大学准教授):日本財団研究員。大阪市阿武山学園、国立武蔵野児童学院にて児童自立専門員として勤務後、2016年より現職。日本ソーシャルペダゴジー学会理事、福祉社会学博士。
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